液体×液体の熱交換器は主にプレート式と多管式(シェル&チューブ)の熱交換器を用いられます。
多管式熱交換器による液体同士の熱交換はシステム的にも簡単でトータルコストが一番低くなります。
設計製作においては、既存の設備へ簡単に組み込める構造にて調整致します。
チューブ内の流体は、蒸気も使用可能です。
多管式熱交換器の構造は円筒形の胴体(シェル)があり、その中に伝熱管(チューブ)と呼ばれる細い伝熱管が、複数本入っています。
伝熱管(チューブ)の内側と外側に異なる温度の流体を流す事で、熱交換が行われます。
構造は単純ですが、多管式熱交換器には、仕様条件、用途により押さえておくポイントとなる部分があり、熱交換器メーカーならではの知識と経験を活かした専門力が必要になります。